リフォームについて打ち合わせする時に、キッチンを対面型にしたいというご要望を多くいただきます。
対面型にすると、子供たちの様子が見えるし、家族と話しながら作業できるという大きなメリットがあります。
でも、対面型キッチンには大きな落とし穴もあるのです。
■作業スペースが狭くなる
対面型キッチンは、壁つけタイプよりもスペースを多くとるため、どうしても作業スペースが狭くなりがちです。
作業がしにくくなりますし、最悪の場合、鍋や包丁に体をぶつけて大ケガなどということにもなりかねません。
■配膳が面倒になった
壁つけタイプのキッチンは、後ろを振り向けばすぐにテーブルということが多いと思います。
だから、配膳に手間がかかることはありません。
でも対面型キッチンですと、キッチンからダイニングに出て配膳しなければなりません。
配膳に後片付け、毎日のことですから、特に高齢の方には負担になります。
■収納が大変になった
対面型キッチンの場合、キッチン上の吊り戸棚がないことが多いのです。
壁つけタイプのときは、サッと出し入れできたのに、リフォームしたら使い勝手が悪くなった、ということもあります。
このようなことにならないように、プランの段階で本当に対面型キッチンの方が良いのか、調理スペースは十分に余裕があるか、をキチンと検討してください。
川越市の川越リフォームセンターでは、キッチンリフォームのご相談も承っております。