リフォーム工事は、施工の範囲や費用など、どうしても曖昧になってしまいがちな部分があります。
ですから、キチンとした打ち合わせをしておかないと、リフォーム工事が終わった後で
「聞いていた内容と違う」
「えっ、ここは工事に含まれていなかったの」
「追加工事費用? そんなの聞いていない!」
など、残念なリフォームになってしまいかねません。
そんなことにならないためには、次の点に注意して打ち合わせしてみてください。
■徹底的に質問する
相手はプロですので、悪気はなくても、ここまでは知っているだろうと思ったり、ついつい専門用語を使ったりします。
もし、少しでも分からないことや、曖昧なことがあったら、その都度ノートに書きだしておきましょう。
そして、ちょっと言いにくいと思っても、どんどん遠慮無く質問してください。
■サンプルの色選びは要注意!
外壁や内装などのように大きな面積の色柄選びをする際は注意が必要です。
小さなサンプルでは、なかなかイメージしにくいものです。
出来上がりを見ると、サンプルよりも明るく鮮やかに見える傾向が強いです。
思っているものよりも少し暗めのサンプルを選んだほうが、よりイメージに近い仕上がりになります。
■打ち合わせ内容を記録しておく
おおまかな部分は設計書や見積書にも入っていますが、細かな部分は「言った言わない」になりがちです。
打ち合わせで、確認したことは日付も入れて、記録しておきましょう。
■追加工事の費用は
リフォーム工事が実際に始まると、「ここをもう少しこうしてほしい」などと要望を伝えることがあります。
このような場合、施主様は無料のつもりだったのに、後から追加工事の請求書が届くというトラブルも多いのです。
そのためにも、追加で希望を伝える際には、「無料なのか有料なのか」「有料ならいくらプラスになるのか」を確認しておくことが大切です。